守護霊がどのように後継者を選びますか―その4 シャマンが存命中に後継者を選ぶ

シャマンの蘭美氏(仮名、1958年生、農民、非世襲型シャマン)
守護霊が降臨した時の月亮(仮名、1954年生、農民)シャマンと汗を拭きあげているその夫バートル(仮名、1955年生、農民)さん。2007年1月撮影。

蘭美シャマンがまだ未婚だった1976年のある日、お宅に訪ねて来た女性シャマンの包六月(実名、1926-1988)に後継者として選ばれました。当時、義理の姉の月亮がまだシャマンになっていなかったです。のちに、月亮がシャマンになり、続いて、蘭美が月亮シャマンに弟子入りして、 包六月シャマンの 亡霊を受け入れてシャマンになりました。今、 亡き包六月シャマンの 子孫と家族のように付き合っています。

具体的な内容は、 サランゴワ著2019『ブォ・シャマニズムの現在―内モンゴル・ホルチン地方の新地平』pp.170-171(牧歌舎)をご覧くださいませ。また、書籍のお買い求めは、ブッククラブ回のオンラインショップからどうぞ。 https://www.bookclubkai.jp/どうもありがとうございます。

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