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前世―その5「お願いします。現世では前世のように急死させないでください」
内モンゴル東部ホルチン地方に住む、定年した教諭で、シャマンの宝石(女性、1947年生)は、幼い時から前世を覚えています。よく語り聞かせてくれたのは、彼女にとって最も避けたいことは、現世での急死です。彼女によると、前世で、…
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前世―その4「前世療法を受けて、慢性のめまいが完治しました」(あるモンゴル女性の体験)
2012年に、前世療法を受ける貴重な機会に恵まれました。 受診する当時の朝、季節の変わり目に現れる眩暈がしました。 眩暈が、最初に現れたのは、高校一年生の時でした。めまいが起きて、吐き気がして、非常につらかったです。母親…
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前世―その3「いざという時に、幼い子の取った行動とは」
内モンゴル東部では、日常においては、困ったときに、「ボルハン(仏さま)・テングリ(天の神さま)・アブラ(abura、助けて)」、あるいは、「テングリ・ボルハン・アブラ」と、人によって、テングリとボルハンの位置を前後にして…
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前世―その2「僕、前世を覚えていますよ」
よく、現世で会う人は、前世でも会っていたと言われます。 この言葉を思い出すたびに、出会う一人一人を大切にしたいという思いが湧きます。中に自分を死ぬほど、苦しませた人がいたとしても、許すことができます。なぜなら、前世で、そ…
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前世―その1
前世を記憶する人々が存在することを書籍や記事からご覧になられた方が少なくないと思います。また、前世療法を通じて、現世に抱えている病気や症状、悩みや苦しみが解決できたりします。アメリカのブライアン・L.ワイス(1944-)…
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お守りとしてのオンゴッド(神像)
ホルチン地方のシャマンは、病気治療や祭祀儀式を行うときに、さまざまな道具を使われます。その中で、シャマンのお守りで、治療道具でもある銅製の神像があります。それをフルレ・オンゴッドと言います。 省略して、オンゴットと称しま…
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シャマニズムにおける霊魂観
シャマニズムの信仰は、万物に命、すなわち、霊魂が宿っているというアニミズムの信仰を基礎としています。そのため、この信仰の中核は霊魂観です。 霊魂観に基づいた世界認識と実践です。霊魂観と死後の世界が文化の交流や自民族の文化…
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「シャマンの祈りの形」講演会のお知らせ
祈りは、願いであり、感謝でもあります。純粋に祈っていると、自分の命の波動を含めた、普段意識しなかった様々な見えない存在を感じ、繋がることができます。 しかし、心を純粋にするのはそう簡単ではありません。ネガティブの感情をポ…
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年始めに内モンゴル東部にいる60代男性シャマン(世襲型シャマン)に以下のメッセージを頂きました。
「朝目覚めて、母なる地球に愛の思いを走らせ、朝日を掌を広げて迎え、両手を心臓のところにゆっくりとかざし体中に太陽のエネルギーを頂き一日の聖なる力にします。」 「そして、喜んだときも、困ったときも、朝の聖なる太陽のエネルギ…
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メリークリスマス。
皆様の心が満たされたお素敵な一日であることを心よりお祈りいたします。 今日の一語「心より湧き出る感謝の気持ちが増えれば、増えるほど、幸せが増えます」。 大学院後期課程のときの指導教員の荻原眞子先生(現千葉大学名誉教授)は…